「私の少年」の感想

もしかしたら前にも書いたかも

ある女がネグレクト疑惑があるショタ(12)と惹かれ合う、おばショタに片足を突っ込んだおねショタ……と表現したくなる理由は、女の方が(30)だからです。これが(29)ならおねショタという単語だけで説明したかも知れません。
……でも作中で数年経過するから、開始時に(29)でも着地するところはおばショタになるんでしょうか。

まあ年齢の話はおいといて。
これを書いている2020年6月8日時点で既刊8巻。
最初の方はめちゃくちゃおもしろいんですが、4、5巻当たりから明らかにダレてくる。
推測ですが、これ最初は3巻か4巻くらいで終わる予定だったんじゃないのかなと。それが思ったより人気が出てしまったので、集英社あるあるの「人気出たからもっと続けろ!!!!」が発動したのかなと(このマンガは双葉社→講談社です)。
ダレてくるとおねショタ要素も恋愛要素も薄くなって、なんというか純文学みたいなふわっとした展開になるんですよね。ショタ役である真修の家庭問題も振るだけ振って若干投げっぱなしだし。当初の予定なら「家庭環境が深刻→真修を救う&ゴールイン!」みたいな終わり方だったんじゃないかと。

なんかディスりメインの記事になってしまいましたが、3巻当たりまでは文句なしにおもしろいので読んで損はないと思います。

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