GIANT KILLINGの感想・評価

ジャイアントキリング、ジャイキリ

数年ぶりに読み返したので感想を。
元天才選手だったがケガのせいで若くして引退を余儀なくされた達海猛が監督としてチームを作っていく、珍しい監督視点でのサッカーマンガ。
……とはいえ、この作品は視点が数多く存在します。
主人公の達海に加え、

・第二主人公ともいえる現役選手の椿
・ベテラン選手の村越
・サポーター(若者)
・サポーター(中年)
・サポーター(少年)
・サポーター(老人)
・フリーライターの藤澤
・その他裏方数人

などなど。
そのせいか、物語の進行が非常に遅い。
さらには試合や戦術の描写が細かいため、「マンガを読みたい」のか「サッカーマンガを読みたい」のかで結構評価が分かれる作品じゃないかなと思います。

個人的には視点を減らして(特にサポーターの描写はもっと軽くていい)、椿の扱いをもっと上げて成長スピードを上げればもっと万人受けする作品になったのではないかなと思います。
とはいえ「サッカーマンガを読みたい人」に対してはおすすめできる作品に違いありません。

※おまけ
原作から原案になってたのは気のせいじゃなかったか。
人気絶好調の『GIANT KILLING』だが…今なお憶測を呼ぶ“お騒がせ”原案者の名義変更|おたぽる (otapol.com)

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